軽くて高性能「DELL XPS 13 2in1」レビュー

XPS15 2in1とXPS13 2in1

今年の春に、デルアンバサダーとしてDELL XPS 15をレビューさせてもらった後、9月にXPS 15 2in1を一目ぼれで購入し満足しているものの、1点だけ不満点が。15インチではタブレットモードはさすがに重いという点。画面は大きく見やすいのですが、手で持つには重すぎるのでネットする場合もノートパソコンモードで使っています。

タブレットにモードのあるPCとして、13インチのほうが使い勝手がよさそうと思っていたところにXPS13 2in1をモニターとして使えることになったので試してみました。



XPS13は軽くて普段使いにちょうどいい

XPS13を触ってみましたが、重さは1.24kgとXPS 15の1.98kgと比べるとかなり軽いです。iPadなどのタブレットと比べるとさすがに重く感じますが、ソファなどに座ってタブレットモードで使う分にはそれほど重さは感じさせません。あと、ACアダプタもXPS 13 2in1が135gで、XPS15 2in1が345gと190gも軽いで持ち運びでもかなり負担が減ります。電源込みでも2kgを切るので出張だけでなく外回りで日常的に持ち運ぶのもかなり気が楽。実際一日持って歩いてみましたが、それほど負担にはなりませんでした。

XPS13のACアダプタは、15インチの1/3のサイズ

ただ持ち運びの点でXPS15の良い点が 、ペンがPC本体に磁石でガッチリくっついてくれるところです。XPS13 2in1は残念ながら本体にくっつく機能はないので持ち運び時にはペンケースなどが必要です。

アクティブペンが磁石でくっついてくれる

作業に十分なスペック

搭載されているCPUはCore i7 7Y75 1.30GHzですが、CPUに負荷がかかるようなケースではTurbo Boostがかかり2.5G㎐くらいまでスピードupするので、一般的な用途であれ非力さは感じませんでした。PhotoshopやIllustratorでも十分使えます。3DCGもCinema 4D R20でインストールしていろいろさわってみましたが、ヘビーなレンダリングまでは厳しいですが、ポリゴンモデリング用途なら十分だと思います。

スタンドモードだと予想外に画面が大きく感じる

触ってみるまでは13.3インチだと画面が小さいかなと思っていましたが、今回借りたマシンだと 3200 x 1800 ということもあり、表示スケールを200%程度にするとかなり広く使えます。

Amazon Primeなど見るときにスタンドモードやテントモードだとかなり大画面に感じるということ。PCモードだとキーボートとタッチパッドのスペースの分スクリーンが遠くなりますが、スタンドモードだとスクリーンが近い分大画面に感じます。実際46型テレビと比べてみても大きく見えるほど。

今まで、Amazon Primeはテレビ+PS4という環境で見てましたが、一時停止やドラマのオープニングのスキップ、はタッチパネルのXSP13の方が快適なほど。作品検索もバーチャルキーボードで入力が簡単なので、一人でオンデマンドで映像を見るにはこちらのほうが便利です。

スタンドモードだと近い文46インチテレビより大きく感じる

クリエイターの外出用として最適

XPS13 2in1を触ってみて思ったのが、普段はデスクトップでヘビーな作業している人が、勉強会や外出先でPCを使いたいときに最適だと思います。

あとは、ビジネス系の人もおすすめ。WordなどのOfficeソフトなら非力さは感じさせないし、プレゼンもOK。ただ、HDMI出力にはUSB Type C タイプ to HDMI 変換ケーブルが必要です。これも2000円程度で購入できるので購入しておくといいと思います。