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クローン

クローナー: クローンの設定

図1

クローナーで複製できるは一つだけではありません。複数のオブジェクトをクローンとして作成できます。異なる複数のオブジェクトをどのような順番でクローン化するの設定が、クローンの設定になります。クローンの設定には、反復・ランダム・ブレンド・ソートの4種類があります。



反復

図2

反復は、オブジェクトマネージャで上から並んでいる順番で、クローンが作成されます。例えば線形モードで複製した場合、図1の上のように上から12345と5つのオブジェクトが並んでいれば、10個のクローンが作成された場合は図2のように1234512345の順番でクローンが作成されます。

サンプルファイル: clone_mode.c4d

ランダム

図3

ランダムは、オブジェクトマネージャで並んだいる順番に関係なく、ランダムにクローンが作成されます。図2の下のように、クローンが生成される順番や比率もランダムになります。この機能は、数パターン用意した樹木をランダム配置するのに便利です。ランダムを選ぶとどのようにランダムにするか指定するシードというパラメータが追加されます(図3)。シードの値を変えると、ランダムな状態が変わります。

ブレンド

ブレンドは、クローンを作成する際に対象になっているオブジェクトをモーフさせてその中間形状を自動生成します。プリミティブオブジェクトやデフォーマのパラメータやポリゴンオブジェクトなら形状をモーフします。モーフさせているので、制限として同一オブジェクトや頂点数が同じである必要があります。

図4: いろいろなタイプをブレンドさせた例

ソート

図5: エフェクタのパラメータタブ

ソートは、クローナー単体ではその効果を見ることはできません。エフェクタがない場合は最初の子オブジェクトだけがクローンになります。ソートに設定しているクローナーに影響を与えるには、エフェクタのパラメータタブにあるクローンを修正の値を変えることでクローンが変化します。どのように影響するかは、カラーモードをオンにした時に、クローンの色の濃度でわかります。黒→白で、最初の子オブジェクト→最後の子オブジェクトになります。

クローンを修正の値は、エフェクタの影響度なので、100%になればクローンはエフェクタの影響度が100%になり、0%なら影響を受けないので最初の子オブジェクトのみになります。

図6: ソート