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SIGGRAPH2008レポート: パノラマ編

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ladybug3.jpg

会場にはパノラマ系の会社もありました。

LadyBug 3

まずは、会場でも目立っていたPoint Grey ResearchのLadyBug 3。smartに設置されリアルタイムにパノラマ映像を見せていました。 実際に動作しているのを見るのは迫力があります。また、会場でHDRIへのサポートをについてたずねたところ、オプションで対応しているいて、露出を変えて撮影したものからHDRIを生成するとのことでした。一応、「SDKに詳しく載っているよ」ってLadyBug3のSDKのDVDをもらったものの、プログラマではないので、詳細はわかっていません。

会場をQuickTime VRで見る

autopano pro

次は、Kolorのautopano pro。Ver.2が展示されていた。

autopano.jpg

実際に会場で自分で撮影した画像をステッチしてもらったが、非常に簡単に作成できるのは驚いた。クオリティも非常にいい。ざっと見せてもらったが、破綻したところを見つけることはできなかった。同じデータをPTguiでテストしたところ、こちらは若干破綻が見られた。(autopano proのステッチデータをもらったものの、カードリーダーでCFカードに直接書き込まれたので、カメラから落とせていない。カードリーダーを買わないと)

また、Smartblendによる人物の欠けも起こりにくい。それとステッチする画像の露出が違っていても調整してくれる機能は、魅力的だった。

autopanoは何から何まで全自動。ステッチのポイントも同一エリアをざっくり範囲指定してクリックするだけ。これだけで自動的にコントロールポイントを見つけてくれる。もちろん、まったく違う位置を指定しても、違うと判断して不正なコントロールポイントは作成しない。

そのほかに、autopanoの賢いのが撮影時間からパノラマをちゃんとグループ分けしてくれること。
普通パノラマ撮影だと、1ショットの間隔は数秒。当然場所が変われば撮影時間は最低でも数分ずれる。これを利用して一カ所で撮影されたパノラマ用の画像をひとまとめにしてくれる。
また、HDR用に複数の露出で撮影された場合、グループ内でシャッタースピードやF値でソートできるので、露出ごとに出力するのも本当に簡単だった。
PTguiだと自分でパノラマの分類をしなければならないが、autopano proであればほとんど自動なので、大量のパノラマを撮影する人にはありがたい機能だと思う。

ただ、帰国後デモ版(Ver 1.4)を簡単に試した感じでは、元画像のクリッピングの範囲がどうも自分で指定できない。そのため、底面の画像がかなりカットされてしまい、底面の撮影が必須になってします。ただ、ちゃんと底面を撮影すると三脚が自動で消えてくれた。
この辺PTguiは、ぎりぎりまで画像を使ってステッチしてくれるので、底面がなくてもレタッチで何とかできるのがありがたい。

また、HDRIについては12月に発売予定のautopano gigaを薦められた。こちらではトーンマッピングなHDRIに関する機能が充実するそうだ。また、Flashへの書き出しも対応するとのこと。価格は199ユーロになるそうだ。
正直PTguiからの乗換えを真剣に考えている。

Giga pan

gigapan.jpg gigapan2.jpg こちらも展示されていました。もちろん、撮影機材も展示されていたんですが、どちらかというとGiga panoramaをシェアするサイトの宣伝とハイスピードカメラに力を入れていた。 このシェアするサイトでは、巨大パノラマの一部をスナップショットして保存しておける。 面白いところ見つけたら、それをスナップショットにして人に見せたりできるよう。

パノラマフォトグラファー

後会場には、パノラマ撮影者もいた。声をかけたところ、Pat Swovelinさんと言う方でした。ポールによるハイポジションからの撮影をしていました。 何でもポールは自作で、DIYショップで買った延長ポールに、Nodal Ninja 5とEZ-Levelerを付けていた。PatさんによるとNodal Ninja 3よりも5のほうがずっといいそうで、買い換えて満足しているとのこと。


もう一人、パノラマ撮影もしているJon Teradaさんには非常にお世話になった。CINEMA 4DユーザでロサンゼルスでVFXの仕事をしている。今やっているスターシップトルーパーズ3のVFXもやったそうだ。彼にはディズニースタジオに連れて行ってもらったので、こちらについては後日リポートします。

コメント

おぉーーーー、まさに欲しい情報でした!
これ、ウチでも紹介させて下さい!!!

AutopanoProは、v1.4からガラっと様変わりして、非常に扱いやすいソフトになりましたね。ボク自身はHDRIパノラマ制作ツールとして最初使っていたんですが、Mac版のバイナリがないsmartblendを使える唯一のソフト、というだけで今は使ってます...これが非常にありがたいです。「ゴーストの自動除去」って、ホント凄い技術だと思います。ユーザーフォーラムも活発だし、全自動パノラマスティッチの主流は、暫くは間違いなくAutopanoProなんじゃないかな、とボク自身は思っています。
(が、PhotoshopCS4のパノラマ機能の精度如何では、下克上もあるかもしれませんが)

Ladybug3に関しては、国内でLadybug2を扱ってる会社に問い合わせてはみたものの、一向に返事メールが来ないので、どうなってるのかちょっと心配してます。今、本気で欲しい機材の2台巨頭です(もう1台はRoundshotD3ですが)。

AutopanoProについては、本当にワークフローが考えられたソフトだと思いました。大量のパノラマ撮影をクオリティ高く、効率的に処理するためのツールという感じがします。

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