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SIGGRAPH2008レポート: MAXON編

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MAXONブースのQuickTime VR


CINEMA 4D R11とBodyPaint 3D R4を発表。
目玉としては、
・レンダリングスピードが2倍
・GIがオリジナルで完全に新しくなった。
・ノンリニア・アニメーション
・マットペインティングツール
・Mac版とWin版の販売を分けずにハイブリット版になった。
・ライセンスサーバーの提供
・スタジオバンドルにMoGraphが収録
・RenderMan互換レンダラーとの連携

レンダリングは、GIだけでなくレイトレーシングも早くなっている。この2倍というのも30近いシーンをさまざまな条件でテストしたときの平均なので、かなりのケースで高速になる。場合によっては10倍速くレンダリングできたケースもあった。(但し、この結果は極端な値のため平均から外された)

新しいGIは、finalRenderとは別のエンジンで、MAXONで新たに開発されたもの。ユーザーからアーティファクツがなかなか消えない問題を解決するために開発されただけに、結果は非常に良好。イラディアンスキャッシュを使った方式であれば、サンプル値が低くてもアーティファクツはほとんどでない。もちろん、ディテールが消えるので、クオリティは低くなるが、スピード優先にする場合もかなり助かると思う。

ノンリニア・アニメーションについては、XSIのアニメーションレイヤーやアニメーションミキサーとかなり近いものになっている。

マットペイントツールのProjection Manは、もともとソニー・ピクチャーズエンターテイメント用開発されたもので、3D環境をカメラマップで構築するためのツール。

RenderMan互換の対応は、PRMan・AIR・3Delightをサポートしている。使い方は、RIBに書き出すだけでなく、レンダリングボタンを押すだけで、普通のレンダラーのように扱うことができる。もちろん、.sdlもサポートしていてシェーダーもマテリアルとして取り込める。パラメータをC4D内で変更できる。CINEMA 4Dのシェーダもかなりサポートしているので、普通にマテリアルを作って、割り当てることもできます。

SiggraphのMAXONブースでは、毎日ベータテスターによる概要のデモとユーザーによるデモをやっている。
ユーザーのデモでは、ソニー・ピクチャーズエンターテイメントからベオウルフのマットペイントを行ったスタッフがデモしていた。マットペイントというと、1枚の背景を思い浮かべるが、ベオウルフでは、10枚以上のカメラマップで、ほぼ完全な3D環境を作成していた。カメラが回り込むようなケースでも使用しているそうだ。
絶壁にぶつかりながらドラゴンが飛ぶシーンでは、荒いポリゴンモデルにカメラマップを複数適用していた。

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