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パノラマ作成について

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冨士さんのCINEMA 4Dによる魚眼撮影のパノラマ化シーンを使って、自分で撮影したものをいろいろテストしたもの円周方向は合うものの、天地のずれてしまい断念。そこで、冨士さんに実際に撮影したものを渡して見てもらった。
その結果、「ノーダルポイントのズレ」「架台の誤差」が問題なものの、シーンのパラメータの設定いないで調整して実際にうまく合成してもらいました。その調整時間には2時間かかったとのこと。

ただ、冨士さんに次のように指摘されました。

「最終的に絵のずれは架台の誤差に起因していて、レンズの歪み補正は前回と同じものがそのまま使えることに気付き、その後は比較的簡単に調整できました。
とはいっても、架台で生じる誤差が毎回このレベルで変わるようであれば、私のシーンファイルを使うのはお勧めできません。私のシーンファイルは、あくまで『架台では誤差が生じない』という前提で作っています。」

この指摘を踏まえた上、自分の撮影状況を考えると、C4Dを使ったパノラマ合成をメリットが少ないと思う。

というのも、カメラボディが1台しかないので、次のような問題がある。

  • 撮影に行った先でテクスチャ撮影も行うため、カメラを固定しておけない
  • EOS Kiss Xは、バッテリー挿入口がそこにあるので、充電時クイックシューをはずす必要があるので、一つのテンプレートは1~2日くらいしか使い回しができない。

つまり、現状の運用環境では精度の高い架台を設定・用意できたとしても、それを維持することができない。現状、自分のパノラマ制作道具や環境を考えると、NodalNinja+PTguiで制作するのが現実的そうだ。

また、Sigma 8mm F3.5のノーダルポイントについても、「このレンズの実質的なノーダルポイントはカメラのネジ穴から86mm前方」と、指導もしていただいた。実際、それを元に再調整したところ、PTguiでもゆがみやズレが少なくなった。

ただ、実際のパノラマ制作について、冨士さんの手法と既存(2Dステッチ)の手法のメリットとデメリットを書き出してみた感じでは、クオリティと大量制作することを考えると、冨士さんの手法で、趣味なら2Dステッチの方法ということになりそうだ。

C4Dシーンを使った合成のメリットとデメリット

メリット

  • ステッチではなく、合成である
  • 合成作業が半自動で行える
  • ネットワークレンダリング、マルチCPU、マルチコアに対応している
  • 底面の修正が比較的楽に行える
  • タイル床などステッチのあらが目立ちやすいものでも、ひずみが出にくい
  • 将来的に高解像度化が望める

デメリット

  • 架台(雲台)の精度が求められる
  • 市販品に精度の高い架台がない
  • 冨士さんの架台と三脚を見ると、携帯性が悪そう
  • 高解像度化するには、架台を自作する技術とソフトウェアの両方の知識が必要
  • CINEMA 4Dに対するコストと知識が必要

市販の架台とステッチソフトのメリットとデメリット

メリット

  • 知識がなくてもそれなりのものができる。
  • 全ての機材・ソフトが市販されているので、趣味の範囲内のコストで環境が揃う

デメリット

  • ステッチをするため、画像にゆがみが出やすい
  • ステッチがお任せのため、いくら調整してもダメなときがある
  • 底面にタイルなど規則的なパターンがあるとゆがみやすい

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コメント

はじめまして。
自分もHDRIを作成すべく試行錯誤しているものです。
機材はEOS5D,sigma8mm,manfrottoパノラマ用雲台
スティッチソフトはPanoweaver
HDRI作成はPhotoshopCS2
を使用しています。
短期間でこれを度たくさんのきれいなHDRIを作成しているのでとてもびっくりしています。
自分はというと、スティッチ部分に黒い線が出てきてしまい困っています。
ノーダルポイントの調整が問題だと思っていたところ、こちらのサイトで同じレンズでのノーダルポイントのことが書いてあったので、書き込んで見ました。
ひとつお聞きしたいのですが、
「このレンズの実質的なノーダルポイントはカメラのネジ穴から86mm前方」
と書かれているところのネジ穴とはどこの穴のことでしょうか?ご教授いただけますでしょうか?よろしくお願いします。

ネジ穴は、カメラの底にある三脚などに固定するための穴のはずです。実際それにあわせていますが、問題ありません。

Panoweaverは、使ったことがないのではっきりとわかりませんが、ステッチ部分に黒い線が出るというのは、ノーダルポイントと関係がないように思います。
マニュアルをざっと見た感じだと、Enclosingの作業が怪しいような気がします。(英語マニュアルの86ページ)

PTguiに関して言えば、ノーダルポイントがずれていてもステッチは可能です。ただ、ずれていれば、その分ズレやゆがみが出やすくなりますが、黒い線が出てくるようなことありませんでした。

Sigma 8mmのノードダルポイントについて、にのみやさんのページにメーカーからの値が表記されています。また、コメント欄には、冨士さんの解説もありますので、参考になると思います。

http://pencil-jp.net/weblog/archives/2007/05/sigma.html

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