建築系ユーザーのためのムービー作成7のポイント(6)
5. イメージカットを上手く使う
長尺の建築のプレゼンテーション映像やプロモーションビデオの場合、建物の映像ばかりでは見るほうも飽きてしまいます。映像のアクセントとして、イメージカットを使うと映像にメリハリが出てきます。
たとえば、建物の周辺環境が自然にあふれていて、自然環境をメリットとしてアピールしたいとします。そのとき、CGで樹木や花などを作成して、魅力的に見せるのはとても大変。下手をすれば、ハリウッド映画並みの技術が必要です。でも、近くに公園があることが売りなら、そのまま撮影しに行ったほうが簡単です。もちろん、季節や天候などもありますから、いつでも大丈夫というわけではありませんが、撮影できればそれで解決です。
撮影が難しい場合は、植物の映像や写真を使うのもいいでしょう。桜が生えているなら、桜の写真を見せながら、「満開の桜が春をおえてくれる環境」といったコピーを使えば、魅力を伝えることが出来るはずです。
さらに、使っている材質にこだわりがあるなら、資材を撮影してもいいでしょう。
また、10~30分くらいのかなり長いものにする場合は、設計士や施工をするスタッフ、過去に仕事をさせていただいた施主のインタビューといったアイデアもあります。
作成する場合は、あまり堅苦しく考えないことです。建築CGムービーだからといって、すべてCGで作成する必要はありません。プロモーション映像の目的は、その建物や周りの環境の魅力を伝えることです。表現方法に縛りはありません。自由な発想で考えましょう。