パノラマ制作

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    【SIGGRAPH2008レポート: パノラマ編 】

    ladybug3.jpg

    会場にはパノラマ系の会社もありました。

    LadyBug 3

    まずは、会場でも目立っていたPoint Grey ResearchのLadyBug 3。smartに設置されリアルタイムにパノラマ映像を見せていました。 実際に動作しているのを見るのは迫力があります。また、会場でHDRIへのサポートをについてたずねたところ、オプションで対応しているいて、露出を変えて撮影したものからHDRIを生成するとのことでした。一応、「SDKに詳しく載っているよ」ってLadyBug3のSDKのDVDをもらったものの、プログラマではないので、詳細はわかっていません。

    会場をQuickTime VRで見る

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    【PTgui Pro 7.2の使用感】

    PTgui Pro 7にアップグレードして、使っていたものの使用感などを書いていなかったので、ここでレポートをしておきます。

    今回、バージョンではずいぶん機能アップされている。主な変更点は次のとおり。

    ステッチの精度が向上

    ステッチの精度については、正直驚くほどあがっている。今までどうしてもズレてしまっていたデータもほとんど修正なしでキレイにつながるようになった。撮影前のパノラマ雲台でのノーダルポイントの調整もそこそこあっていれば十分。実際、Ver.6頃に修正をあきらめたデータもキレイにつながった。

    ステッチのスピードが向上

    メモリの扱いが良くなったのか、大きな画像への書き出しが、早くなっているように感じてた。ただ、スピードを比べたわけではないので、正確な速度アップはわからないが、プロジェクトが大きくなるほど早くなっている。

    書き出しのフォーマットが増えた

    新しいバージョンでは、投影する向きをいろいろ変えることができるようになっている。これまでパノラマの底部分は、Pano2QTVRなどで6面体に分割して底面をレタッチ後、再度結合する必要があったが、Ver.7ではNumerical TransformでPitchに-90を入力して、底面が中心の画像を書き出しレタッチ後、PTguiで再度パノラマ画像を読みこみ再度Numerical Transformで再変形すればよくなった。 もちろん、書き出しの各90度ずつにもできる。

    QuickTime VRへの直接書き出しをサポート

    Pano2QTVRなどを使わず、QuickTime VRへの直接書き出しをサポートしている。上記の新機能があるので、底面の問題も解決できる。また、直接書き出しだけでなく、VR書き出しのみを行うユーティリティも機能としてある。

    HDRIのサポート(Pro版のみ)

    Pro版のみの機能だが、HDRIフォーマットの読み込み、書き出しをサポートしている。さらに、オートブラケットで撮影した露出の異なる画像からHDRIも作成してくれるので、HDRIを作る場合は、圧倒的に作業時間が短縮できる。 以前は、露出の異なる3つのパノラマを作成して、それをPhotoshopでHDRI化していたが、その工程がなくなった分、HDRIパノラマ作成は1/5程度の時間で行えるようになった。 実は私は始め、メリットを感じずにPro版にバージョンアップはせず、作業していた。ただ、Photoshopで3枚の画像からHDRIを作ろうとしたときに、3段階の画像にもかかわらずダイナミクスレンジが狭くて作成できないエラーがでたことがあった。どうしてもHDRI化する必要があったので、Pro版でできないか試したところ、難なく書き出しに成功した。そのときの作業手順が合成からHDRI化までが短時間にできるのに驚いた。 また、HDRI化だけでなく書き出し時にトーンマッピングも行える。ステッチした画像のトーンマッピングだけでなく、すでにあるHDRIのトーンマッピングも行うユーティリティもある。


    その他の改善点


    ・書き出し画像へのEXIFの埋め込み
    ・Ctrl+Aでのファイル選択

    今回のバージョンアップは、非常にすばらしい。価格も通常版で79ユーロ、Pro版で149ユーロと日本円で12000〜25000円と決して高くない。特にHDRIパノラマを作成するなら、複数のソフトをいろいろ組み合わせるより、これ一本で非常に短時間で行える分、絶対おススメする。


    【北海道でくるくるドン1】

    北海道旅行に行ってきたので、HDRIに最適な地平線の広がるシーンなどを撮影してきた。
    とりあえず、2つほどHDRI化後にQTVRに変換。

    WS000009.JPG
    長沼町にあるファームレストラン ハーベストの裏の畑。

    WS000010.JPG
    こちらは、帯広にある北海道ホテルの室内。失敗したのが、荷物を隠すのを忘れていたこと。


    【レミーのおいしいレストランバーチャルツアー】

    7月28日から公開になるPixer最新作品の「レミーのおいしいレストラン」のバーチャルツアーが行えるサイトがありました。
    QuickTime VRを使って、キッチンなどレストランの中を見渡すことができます。

    実写映画ならロケ地に行くことや、撮影セットの展示などができますが、CG映画の場合そういったことができませんが、逆にこういう風に各シーンをVRツアーというのは簡単にできる面白い試みです。

    これを見る限り、周囲をしっかり作り込んでいるのがわかります。作品はまだ見ていないので、何ともいえませんが、通常CGでは見えないところは作らないので、しっかり作り込んでどんなカメラワークにも耐えるようにしているのかもしれません。


    【無線レリーズを購入】


    今まで、CANON純正の赤外線式リモコンレリーズを使っていたのですが、電波式電子レリーズを購入しました。
    というのも、パノラマ撮影の場合赤外線式だとデメリットが多いのです。
    ・受光面が前面にあるので、正面からしかシャッターが押せない
     そのため、影が強く出るような場所だと、自分の影が映ってしまう。
    ・強い光があると反応しない。
     特に、晴天のときに天を撮影するときにシャッターが切れないことが良くあった

    実はこれを作ったのは、11番目の月の冨士さん。パノラマ撮影用に作成しているので、スイッチを1回押すだけで3枚分のブラケット撮影ができるとか、ホットシューに受信部を接続できるなどの使いやすい設計になっています。


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